先週に引き続き、比べてみたシリーズです。
皆様、耐震基準について調べたことがありますか。
旭川は地震が少ないとはいえ、やはり家族の命を守るお家です。
いざというときに倒壊してしまうかと思うと不安ですよね。
実は、耐震基準には大きく2回の節目がございます。
1度目は1981年6月。
ここより前に建てられた物件は「旧耐震」、これ以降は「新耐震」と呼ばれます。
具体的な違いとしては
震度5強程度でも倒壊しない設定⇒震度6強程度でも倒壊しない設定
と変わりました。
そして2度目は2000年6月。
こちらの変更点としては、接合部に金具を取り付けたり、耐力壁の配置等が見直されたりと、より厳しい基準が設けられました。
では、2000年以前、1981年以前の物件は構造的に欠陥があるのか。
結論から申し上げますと、そんなことはございません。
先述した通り、旧耐震でも震度5、新耐震では震度6までは倒壊しないという設計がなされています。
そもそも、そんなに軟弱な構造であれば、築30年や50年も経たずに倒壊してますよね。
築年数がしっかり経っていることが、丈夫である何よりの証拠です。
ただやっぱり、「築古だと構造が心配」「現行の耐震基準で家が欲しい。」「かといって新築は高いし…」そんな意見も非常に頷けます。
そんな方には、構造面までしっかり手をかける「フルリノベーション」をお勧めします。
柱と基礎だけの状態まで一度解体してしまう「フルリノベーション」であれば、耐震性能も今の新築同然まで改善できるのです。
是非、お店にお越しいただいて、耐震基準やリノベーションについてより詳しくお話しさせてください!皆様のご来店お待ちしております。